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元西武監督・辻発彦氏の打撃理論「引っ張れるヤツはいい打者になる」

2023年01月21日 18:56

野球

元西武監督・辻発彦氏の打撃理論「引っ張れるヤツはいい打者になる」
首位打者を獲得した93年当時の辻氏 Photo By スポニチ
 元西武監督の辻発彦氏(64)が21日、野球系YouTube番組「qooninTV」に出演。独自の打撃理論を紹介した。
 93年には打率・319でパ・リーグ首位打者を獲得。守備の名手として知られるが、バットでも西武黄金期を支えた辻氏。「バッティングは苦しくないとダメ。ギリギリまで肩の位置を我慢してからカッと回してバンって回らないと」と番組内で打撃指導を行った。

 打撃は中堅から逆方向への打球が基本といわれるが、辻氏は「本当はライナーで引っ張るイメージ」と否定。追い込まれた後は投手に球数を投げさせて三振しないようにと心がけるが「最初はガンガン引っ張りから始まった。引っ張れるヤツはいい打者になる。俺はそう思ってた」と独自の理論を展開した。

 追い込まれたときは「スライダーくらいのタイミングで待って、真っ直ぐはファウルでいいやって感じ」と説明。黄金期の西武には野茂、伊良部、阿波野ら各球団のエース級をぶつけられたことで逆に鍛えられたという。辻氏は「変化球をヒットにしないといけないわけではない。野球はゴルフと違ってOBはいくら打ってもいい。ファウルを打つ技術も必要なのよ」と話した。

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