DeNA・神里 デニムで遊び心を足し算 今オフからロングコートにも挑戦
2023年01月30日 05:30
野球
「実はロングコートは、このオフから着るようになったんです」
――理由は?
「去年まではもっとシンプルな服装だったんですが、こっちもいけそうだなと思って」
――ブランド名は?
「AKM(※1)です。都内のセレクトショップで購入しました。初めて見てパッと“よし購入しよう”となりました。ブランドものは好きで、いいと思ったらすぐ買う。シンプルな黒をベースにしたコーディネートが好き。感覚にあったものを購入しますね」
――中のタートルネックは?
「これはユニクロです。これも実はこの冬からのスタイルです」
――沖縄出身でもあり、冬は暖かい格好がいいですもんね。
「でも、この下はTシャツ1枚です」
――我慢している?
「していないです。いつもこんな感じ。でもゴワゴワした感じではなく、シュッと見せたいというのはあります」
――デニムもとても目を引くデザイン。
「ダメージ系ですね。ストレッチが利いているのが好き。これはディースクエアード(※2)。デニムはオールシーズンではきます」
――持っている本数は?
「10本くらい。はかなくなると親父や弟にあげる。服も同じです。だから部屋にたまり続けることはない。うまくローテーションしている」
――靴はシンプル。
「これはジミーチュウ(※3)。めちゃくちゃ前に買った。柔らかくて楽なんです」
――昨年11月にチームの先輩である伊藤光選手が同企画に登場した際は、靴への強いこだわりを語っていた。
「読みましたよ。光さんは凄いですね。僕は靴(スニーカー)を(部屋に)飾ったりはしませんから」
――家を出る前、コーディネートにはどれぐらいの時間がかかる?
「すぐに決めますけど、玄関で靴を履いて鏡見た時に“あっ、これ違う”って、それでデニムを替えたりする時はあります。靴を履いた時で。やっぱり違う、と。ちょっと合わない。替えようと」
――帽子はかぶらない?
「基本はかぶりません。でも髪をセットするのが面倒な時はニューエラ(※4)などをかぶります」
――帽子がないと、街で気づかれないか?
「(横浜駅東口の)そごうとかよく行くんですけど、気づかれないんですよ。存在を消して、体をすくめて歩いているので(笑い)」
※1 日本人デザイナー・橋本淳氏が立ち上げた「wjk」のラグジュアリーラインとして06年に誕生。メンズ商品が8割を占め、レザーなどを中心に厳選された高級素材を使用。立体的な裁断や美しいシルエットにこだわりを見せる。
※2 カナダ出身の双子のデザイナーであるディーン&ダン・ケイティン兄弟が92年にイタリア・ミラノで創立。洗練されたイタリアンモードと斬新でラフなストリートを融合したデザインが特徴。00年にマドンナのPVで衣装を担当したことで人気に火が付きセレブ御用達ブランドに成長。
※3 ダイアナ妃から注文を受けるなど有名靴職人として名をはせたジミー・チュウ氏とファッション誌「VOGUE」で活躍したタマラ・メロン氏が96年に創立。靴、バッグ、革小物、スカーフなどを扱う世界的ラグジュアリーブランドの代表格。
※4 1920年創業でニューヨーク州バファローに本社がある米国の帽子製造会社。創業当初からメジャーリーグなどスポーツチームとのコラボに力を入れて企業価値を高め、2000年代からは日本や韓国などアジア圏にも進出した。
≪結婚「視野に入っている」≫球界屈指のイケメンだけに女性ファンも多く、私生活も注目される神里。今回の取材中、プライベートの話題になると「結婚したいんですよ」と切り出した。今オフに中大の後輩である牧が結婚。「(牧が)プロポーズして、すぐに連絡が来ました」と自分のことのように喜ぶ。そして感化されたかのように「子供も好き。(結婚は)視野に入っています」と明かした。
≪6年目の巻き返しへオフに走塁磨き≫神里は昨季81試合の出場で打率.189、1本塁打、10打点、6盗塁。18年に新人で開幕スタメンをつかみ、翌19年に123試合に出場するなどプロ入り当初はチャンスをものにしてきたが、ここ数年は不本意なシーズンが続く。それでも「自分の持っているものを出せれば、結果はついてくる。自分を信じて、思い切ってやっていきたい」と意気込む。
このオフは同じ沖縄出身で陸上短距離のマスターズで活躍する譜久里(ふくざと)武氏(52)から走り方の指導も受けた。走塁には自信があったが独学的な部分が強かっただけに「走り方にも“こういう考え方があるんだ”と、とても参考になりました」と感謝する。6年目の巻き返しへ、視界は良好だ。
◇神里 和毅(かみざと・かずき)1994年(平6)1月17日生まれ、沖縄県出身の29歳。糸満では3年夏に甲子園出場も初戦敗退。中大4年秋にベストナイン。日本生命を経て17年ドラフト2位でDeNAに入団。2年目の19年に規定打席に到達し、打率・279、6本塁打、35打点をマーク。ここ2年は出場機会も減って打率も1割台に低迷。1メートル79、81キロ。右投げ左打ち。
≪ほのかCheck 二面性表現面白い!≫上半身はシンプルなタートルネックとコートで結構、スタイリッシュな感じ。一方、デニムはラフなデザインで遊び心にあふれています。コートを着ている時と、脱いだ時の印象がガラッと変わるコーデ。二面性が表現されていて凄く面白いです。こうした形の奇麗なコートにはシュッとしたパンツを合わせる方が多いですが、神里さんの場合は好きなものを素直に掛け合わせている印象。コートを着ていると紳士的でちょっと近寄りがたい「お兄さん」。コートを脱いだら、ちょっとヤンチャで親しみやすい「お兄ちゃん」。そんな雰囲気があります。(CanCam専属モデル)
おすすめテーマ
野球の2023年01月30日のニュース
特集
野球のランキング
-
谷繁元信氏 WBC日本代表の先発ローテを大胆予想「初戦は大谷」 準々決勝では“夢リレー”を提案
-
DeNAが13歳天才アーティストとのコラボを発表
-
ソフトバンクが2月にWBCキューバ代表と練習試合 対デスパイネ、グラシアルも
-
阪神が大人気アニメ「東京リベンジャーズ」とのコラボイベント開催を発表
-
-
ヤクルト今季スローガン「さあ、行こうか!」 高津監督「止まることなく、前進し続けます」
-
柿澤勇人 祖父と曽祖父は人間国宝 幼少期から話すときは「敬語でしたね」
-
つば九郎 「だとう、むらかみくんです!!!」とまさかの宣言 いつから敵になった…?
-
ソフトバンクのガンケル、ホーキンスが入団会見 日本語、ヒゲと個性それぞれ
-
巨人がNPBで初めて「STANCE」とサプライヤー契約
-
巨人・坂本がキャンプインを前に自主トレ「ケガをしないようにしっかり準備していきたい」
-
東京ドームで声出し応援が解禁に 3・18日本ハムとのオープン戦から
-
巨人・ビーディがノースリーブ姿でブルペン入り「寒さには慣れている」
-
日本ハム 春季キャンプ中の練習試合日程発表 2月17日はキューバ代表と対戦
-
ソフトバンク・アストゥディーヨが入団会見 愛称「トルトゥーガ(亀)」の超ユーティリティー選手
-
日本ハム 新球場での開幕イベントにINIら4組の出演決定
-
DeNAが春季キャンプでダイヤモンドバックスから特別コーチを招へいへ
-
ロッテ沢村の「広報カメラ動画」が話題 「伝説の剣豪が帰還したような雰囲気」
-
ソフトバンク・オスナが入団会見で「優勝に貢献したい」 豚骨パワーでサファテ超えだ
-
カブス・鈴木からの金言胸に 広島・末包、中村健が試みた挑戦とは
-
阪神の新助っ人・ミエセスが豪快“虎1号” 宜野座先乗り自主トレで47スイングし豪快な柵越え3発
-
ロッテのオフィシャルスーツ完成!ストレッチ素材採用、ボタンに刻印も
-
阪神の新助っ人・ミエセスが合同自主トレに電撃合流 新外国人では異例の“緊急参戦”
-
日本ハム・新庄監督 51歳誕生日にインスタ更新“V字ポーズ”
-
日本ハム高卒2年目の畔柳 キャンプ初日の紅白戦先発に抜てき 最速153キロ右腕
-
現役ドラフトで日本ハム移籍の松岡 自主トレは西武時代の同僚と「変則会」結成
-
日本ハム・石川 開幕守護神目指し新球導入へ「フォークをもう1種類増やしたい」
-
日本ハム・矢沢 バックスクリーン弾2発!注目ドラ1が初の屋外フリーで「打」の進化証明
-
日本ハム育成3位・山口 日本語習得に意欲!キャンプに漢字ドリル持参
-
巨人・原監督 ド派手新助っ人・ブリンソンに期待大 金縁メガネ&ドレッドヘアで登場
-
巨人・ウォーカー ドラゴンボールパーカ姿で登場「自分のあるべき姿と重なる」
-
DeNA・神里 デニムで遊び心を足し算 今オフからロングコートにも挑戦
-
DeNA・宮崎、自主トレのテーマは「足が遅くても走れる」34歳パワーアップに手応え
-
DeNA・佐野、「もう一度」首位打者獲得誓う 本塁打でファンと一緒にデスターシャにも意欲
-
ヤクルト・石山、質問魔になる!年下にも「聞きまくってやろう」34歳向上心旺盛
-
ヤクルト、1軍キャンプに「オゾン水」清潔なトイレで選手もファンもコロナ対策
-
西武 V奪回へスローガンは「走魂」 松井監督「走ることが野球の原点」
-
ロッテのキャンプ地に本田圭佑!! 3年目の西川“神対面”ならず「直接会いたかった」
-
楽天・安田 「柳田スイング」で20発だ!合同自主トレで「全部変えた」
-
巨人ジャイアンツアカデミー副校長の松尾英治氏死去 1軍マネジャー、GM補佐など歴任
-
阪神・井上 「脳内革命」で宜野座1号 西武・山川&巨人・坂本からの金言「中堅狙い」で右翼獲りだ
-
阪神・前川 自己流「脱力打法」で猛アピ弾「力を抜いて、そのままバットを出す感じ」 右翼争い名乗りや
-
阪神・大山 4番固定構想に“一発回答”今年初フリー打撃で豪快6連発含む柵越え8本
-
阪神・佐藤輝 「まずは気候になれる」室内オレ流調整 「別に気にしていない」今季5番構想もひょうひょう
-
阪神・西純 マエケン直伝ツーシーム初披露「いい感じだった。使えそう」開幕ローテ入りへ完全習得手応え
-
阪神・湯浅 習得中の新球スライダーに好感触「バッターから見て嫌なボールにしたい」
-
アスレチックス・藤浪 背番「11」への思い 「つけてみたい番号。エースナンバーのイメージ」
-
明大野球部入寮 広陵・内海、4年後プロへ六大学で「首位打者獲る」
-
広島・九里 米で1カ月「ドライブライン・ベースボール」でアップデート 「僕自身、すごく楽しみ」
-
広島・床田 開幕ローテへ5カ月ぶり投球練習「投げることに関しては不安ない」右足首骨折の昨年8月以来
-
中日ドラ1・仲地 強気を貫く「プロには内角を使わないと通用しない」 立浪監督のチーム戦略にフィット
-
オリックス・杉本「Tさんに偉そうにしたい」チーム現役最多33本超え狙う トークショーに出演
-
侍・栗山監督 本気の米国を大谷と倒す 三原脩氏の墓前に誓い「先人の夢かなえたい」
-
ソフトB・高橋礼 千賀、石川らとの米修行で自信 19年パ新人王のサブマリン 輝き取り戻す
-
ソフトB・石川 大場美奈へのプロポーズは昨年12月にTDLで 直球勝負で“夢の国”
-
ツインズ・マエケン 右腕の状態に自信「100%準備ができている」
-
古田敦也氏 Dバックスの春季キャンプに臨時コーチで参加 元同僚のロブロ監督たっての希望