佐藤 森内名人流「三手の読み」で王座守る
2012年09月14日 06:00
格闘技
将棋は大きく「攻め将棋」と「受け将棋」に分類されるが、森内名人は「鋼鉄の受け」という異名を持ち、受けに絶対の自信を持つ。ただ名人によれば現在の将棋界は「攻め」が主流。その中で自らのスタイル“守備型”を貫く姿勢に佐藤は「自分のスタイルを究めれば勝ち抜けることを再認識させられました」と刺激を受けた。試合中に何が飛び出すか分からないことから名付けられた「マジカルボックス」の異名通り、王者は2度目の防衛戦も自分流を貫く覚悟を決めた。