石田順裕「モナコの奇跡起こす」WBAミドル級王者に挑戦
2013年02月08日 06:00
格闘技
元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者の石田順裕(37=フリー)が、モナコで3月30日にWBAミドル級王者のゲンナジー・ゴロフキン(30=カザフスタン)に挑戦することが7日発表された。
大阪市内で会見した石田は「今までの相手で一番強い。モナコの奇跡を起こしたい」と意気込んだ。最新のWBAランクでは15位だが、王座奪取を条件に五輪金メダルの村田諒太(27)がプロ転向した場合のデビュー戦の相手に名乗りを上げた。「ぜひやりたい。凄く面白いと思う」。同席したグリーンツダジムの本石マネジャーも「(村田の)デビュー戦をノンタイトルでやりたい意向を発表します」と賛同した。
石田は00年にスーパーウエルター級でプロデビュー。09年にWBA世界スーパーウエルター級暫定王者に就いたが、10年に王座陥落。12年5月に世界戦に挑んだものの失敗している。