力道山没後50年で法要 ファンの「墓参うれしい」と遺族

2013年12月15日 16:24

格闘技

力道山没後50年で法要 ファンの「墓参うれしい」と遺族
力道山の墓に手を合わせる人たち
 戦後のプロレス界に一時代を築いた力道山が非業の死を遂げて15日で50年がたち、葬られた東京都大田区の池上本門寺に遺族らが訪れ、腕を組んだ胸像が置かれる墓前で法要が営まれた。
 息子の百田光雄さん(65)や孫の力さん(32)のほか、現役プロレスラー、ファンら50人以上が参列し手を合わせた。

 力道山が亡くなった後、自らレスラーとなった百田さんは「50年たってもファンがお墓参りに来てくれるのはうれしい。生前の父から『男は泣くな、強く生きろ』と言われたことが印象に残っている」と話した。

 16日には、東京・後楽園ホールで追悼興行が行われ、力さんが百田さんとタッグを組んでプロレスデビューする。力さんは「祖父に試合をすることを報告した。緊張するが、ひるまずに立ち向かいたい」と抱負を語った。

 力道山は1924年、朝鮮半島で生まれた。力士として土俵に上がった後、プロレスに転身。空手チョップの得意技でプロレスブームの立役者となり、国民的な人気を誇った。63年12月8日、東京のナイトクラブで暴力団員に刺され、同15日、39歳で亡くなった。

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