プロレスマスクの博物館 水道橋に200点集結
2014年01月23日 15:28
格闘技
ミュージアムを運営するのは、同じビル内でマスクやグッズを販売する「プロレス・マスク・ワールド」社長でマスク職人の中村之洋さん(47)。少年時代に初代タイガーマスク(佐山サトルさん)の強さに憧れ、独学でマスクの作り方を身につけた。
「高校生のころ、人づてにタイガーマスクを入手して構造や素材を知り、何枚も自作しました。タイガーマスクはデザインも複雑で自然と技術が高まりました」と振り返る。品質と情熱が評価され、現在は佐山さんの覆面作りを任されるまでになった。「今でも夢のよう。表情とかぶり心地を重視して作っています」
土日、祝日のみの開館で、入館料は500円。佐山さんの使用済みマスクや資料を集めた「佐山サトル館」も併設している。問い合わせは「プロレス・マスク・ワールド」、電話03(6261)1988。