世界ボクシング評議会(WBC)スーパーフェザー級タイトルマッチ(5月1日・大田区総合体育館)の前日計量が30日、東京都内で行われ、4度目の防衛を狙う王者の三浦隆司(帝拳)は挑戦者のビリー・ディブ(オーストラリア)とともにリミットの58・9キロで、1回でパスした。三浦は写真撮影でにらみ合い「もう闘いは始まっている。目をそらすわけにはいかない」と気合十分。元国際ボクシング連盟(IBF)フェザー級王者のディブは「今の階級が自分に合っている」と自信をのぞかせた。
世界ランカーと初対戦するロンドン五輪金メダリストでWBCミドル級7位の村田諒太(帝拳)、スーパーフライ級で再起する元世界2階級王者の八重樫東(大橋)も1回でクリアした。村田は「面白かったと言われるようにしたい」と意気込んだ。