ボクシングのダブル世界戦(31日・エディオンアリーナ大阪)で、世界ボクシング協会(WBA)フライ級王者の井岡一翔(井岡)に挑戦するフアンカルロス・レベコ(アルゼンチン)が25日、大阪市内で報道陣に練習を公開した。ただ、縄跳びやシャドーボクシングを2分あまりこなしただけで切り上げるなど、早くも緊張感を漂わせた。
4月、井岡に0―2で判定負けし、9度目の防衛に失敗した。復権を狙う32歳の前王者は「引き分けで良かったと思う」と、まだ納得がいかない様子。負けられない再戦へ「アウェーだからそういう判定もある。それも踏まえて準備してきた」と雪辱を期した。