内山 16年は具志堅超えV14!年内3戦希望「自分もそのつもり」
2016年01月03日 05:30
格闘技
評価を落とさなかったことで、今春の米国開催で基本合意している無敗の前WBA世界フェザー級スーパー王者のニコラス・ウォータース(ジャマイカ)とのビッグマッチ交渉が加速しそうだ。「大きいパンチをもらわなかった。拳のダメージもなくてよかった」。かつて負傷した右拳も、昨年5月に遊離軟骨除去手術を受けた左肘も問題なく、陣営は日程や会場などより具体的な話し合いに入る予定だ。内山も「強いヤツとスパーリングしたい」と今後の米国合宿などの準備を進める。
体調に不安がないことを受け、渡辺均会長は「できれば今年は3戦したい」との青写真を描く。最近はケガなどの影響で年間1、2試合が続いていたが、10年以来6年ぶりの年間3戦をこなせば、あと2つに迫っている具志堅の連続防衛記録を抜くことが可能。内山も「自分もそのつもり。全てしっかり勝てば、記録を更新できる。年取る前にやりたい」と意欲を見せた。
春に米国進出し、秋に具志堅に並んで、大みそかで具志堅超え。思い通りに事が進めば、16年のボクシング界は内山イヤーになりそうだ。