山中、9月に大阪でV11戦 KO防衛へ“最強王者”から刺激

2016年06月27日 05:30

格闘技

山中、9月に大阪でV11戦 KO防衛へ“最強王者”から刺激
岩城滉一(左)と吉田沙保里の祝福に笑顔を見せる山中
 ボクシングのWBC世界バンタム級王者・山中慎介(33=帝拳)の11度目の防衛戦が9月中旬に大阪で行われることが26日、分かった。山中は東京・錦糸町の東武ホテルレバント東京で開かれた10連続防衛の祝勝会に出席。次戦について「9月に大阪と(帝拳ジムの本田)会長から聞いている」と明かした。山中にとって大阪での防衛戦は3度目。3月に京都で行われたV10戦に続き関西圏での試合となる。
 3月のV10戦はダウンの応酬の末にリボリオ・ソリス(ベネズエラ)に判定勝ち。2試合続けてKOを逃しただけに、練習再開後は「足のバランスを含めて、しっかりいかない部分があった」という武器の左ストレートの修正に努めてきた。

 また、今月中旬には来日したWBC世界フライ級王者ローマン・ゴンサレス(帝拳、ニカラグア)にミットを持ってもらい、1時間連続のミット打ちを体験。「足の動きやパンチを出した次の意識が徹底されていた。ぶっ通しでやったけど、集中力が凄い。ああやって相手の心を折っているのかな」と、全階級を通じて最強と評される王者から新たな刺激も受けた。

 祝勝会は歌手・松崎しげる、俳優・岩城滉一、女子レスリングの吉田沙保里、J1浦和の李忠成ら500人が出席して盛大に開催。「普段応援してくれる方々に、試合以外でも楽しんでもらえるとうれしい」と話した。27日から沖縄で走り込みキャンプを行い、日本歴代2位に並ぶV11への土台づくりを行う。

おすすめテーマ

2016年06月27日のニュース

【楽天】オススメアイテム