プロボクシングのWBAスーパー、IBF、WBO、3団体統一世界ライトヘビー級タイトルマッチ12回戦は19日(日本時間20日)に米国のネバダ州で行われ、挑戦者のアンドレ・ウォード(32=米国)が王者セルゲイ・コバレフ(33=ロシア)を3―0の判定で下し、スーパーミドル級に続いて2階級制覇を達成した。
スコアはジャッジ3者ともに114―113。2回にダウンを喫したが、後半に盛り返したウォードが接戦をものにした。ただ、この判定に疑問の声も多く聞かれ、スポーツ専門局ESPNは115―112でコバレフの勝利としていた。
この結果、戦績はウォードが31戦全勝15KO。一方、コバレフは初黒星となり、32戦30勝(26KO)1敗1分。WBAスーパーとIBFは5度目、WBOは9度目の防衛に失敗した。