山中慎介 12度目防衛戦決定!勝てば具志堅の国内記録に王手

2017年01月23日 13:22

格闘技

山中慎介 12度目防衛戦決定!勝てば具志堅の国内記録に王手
12度目の防衛戦が決まり、記者会見後、ポーズをとるWBCバンタム級王者の山中慎介 Photo By 共同
 ボクシングの帝拳ジムは23日、WBC世界バンタム級王者・山中慎介(30)が3月2日に東京・両国国技館で同級9位のカルロス・カールソン(26=メキシコ)を相手にタイトルマッチ12回戦を行うと発表した。山中が防衛に成功すれば国内単独2位となる12度目で、元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高が持つ13連続防衛の国内記録に王手が懸かる。東京都千代田区のホテルグランドパレスで会見した山中は「一戦一戦というのが自分のテーマ。前回よりもいい試合をしたいと、常に思っている。最近の2試合はダウンを食って、反省点もある。そういうところを改善して、よりインパクトのある倒し方で、KO決着で終わらせられたら」と話した。
 カールソンは23戦22勝(13KO)1敗の右ボクサーファイター。2011年3月のプロデビュー戦こそ4回判定負けしたが、その後は22連勝中で、WBCラテン・バンタム級王座やNABF(北米ボクシング連盟)バンタム級王座(現在も保持)を獲得している。山中は「勢いがあってブンブン振ってくるタイプ。左フックには気をつけないといけない」と印象を述べた。

 なお、同じ興業では日本スーパーフェザー級王者・尾川堅一(帝拳=28)が同級1位・杉田聖(27=奈良)を相手に4度目の防衛戦を行うほか、IBF世界スーパーバンタム級王者・小国以載(28=角海老宝石)への指名挑戦者・岩佐亮佑(27=セレス)も世界前哨戦を予定。杉田と再戦となる尾川は「倒すじゃなく、倒しきって勝つことを前提にやっていきたい」と意気込んだ。

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