ボクシングの元WBC世界スーパーフェザー級王者・三浦隆司(32=帝拳)が王座返り咲きに自信を示した。都内でWOWOWの試合中継のゲスト解説を務め、6月か7月に米ロサンゼルスで王者ミゲル・ベルチェルト(25=メキシコ)への挑戦が決定的となってから初めてコメント。「大きなチャンスなので必ずモノにしたい。予定ができてまたモチベーションが上がる」と話した。
ベルチェルトについては「ワンツー主体で距離があるところから伸びてくる。その距離にいたらやられるので懐に入って崩したい」と分析。前王者バルガス(メキシコ)より戦いづらい相手とみられるが、「ストレート系は苦にしないし、やってみたら自分の方がやりやすい展開になるのでは。防御がうまい選手ではない。若さと勢いがある分モロさもあるし、弱点だと思う」とイメージした。