五輪にも出場、近大ボクシング部監督が女子部員に性行為要求…
2017年07月12日 05:30
格闘技
アマチュアを統括する日本ボクシング連盟もセクハラ行為を認定し、山根明会長は監督を除名する方針を示した。山根氏によると、6月28日に選手の母親から連盟に訴えがあった。選手にも確認したところ、後ろから抱きつくなどの行為や「言うことを聞かなければ練習を見ない」との趣旨の発言もあったという。山根氏が監督に電話でただすと「冗談で言った」と説明した。同氏は「大きな問題。スポーツマンとして、してはならないことだ」と話した。
ボクシング部は全日本大学王座決定戦を10度制した名門。09年に部員2人の強盗事件を受けて廃部になったが、12年10月にOBの赤井を総監督として復活。昨年4月に名誉監督となった赤井は「生徒がかわいそう」と言葉少なだった。