福原 初防衛戦へ前王者・高山から金言「挑戦者の気持ちで」
2017年07月20日 05:30
格闘技
「少し緊張しましたが、見ていてくれてうれしかった。いいアドバイスをいただいた」
2人は初対面だが、高山からは映像を見たという2月の暫定王座決定戦を踏まえたメンタル、技術両面の“金言”を授かった。「初防衛戦ということを意識せず、挑戦者の気持ちで自分から仕掛けて、盛り上がる試合をしたい」と抱負を述べた福原に、高山は「それでいい」とニヤリ。技術面では、単発が多かった暫定王座決定戦からボディーブローの打ち分けやアッパーを入れたコンビネーションの練習を助言された。
福原は7月に入って、防衛戦に集中するためアルバイトを中止。連日、朝、練習前、練習後の3度のロードワーク計20キロに加え、スパーリング数もすでに最長8Rまでこなしている。防衛戦までには12Rも行い、総スパーリングは100Rを超える予定だ。
大阪出身の高山は小学5年時に阪神大震災を経験しており、「(熊本地震で)大変な中でよくタイトルを獲った。引き続き熊本の皆さんが頑張ろうと思えるような熱い闘いを期待したい」とのエールを最後に送った。