吉田実代 日本女子王者第1号に!モデルボクサー高野に判定勝ち!
2017年10月06日 22:38
格闘技
シングルマザーの吉田はリング上で長女・実衣菜ちゃん(2)を抱き上げ、喜びに浸った。「メッチャうれしいです。もうちょっと攻めきりたかったし、クリンチ対策ももっとやれば良かったけど、スタミナには自信があった」と振り返った。長身の東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者・後藤あゆみ(ワタナベ)や男性とのスパーリングでインファイトを練習してきたと明かし、「初代王者にふさわしい選手になりたい。(4階級制覇の)藤岡(奈穂子)さんに憧れて転向したので、一歩でも近づけるように、カッコいいと言われるチャンピオンになりたい」と話した。
一方の高野は「(判定は)まずいなという感触はあった。3、4、5ラウンドとパンチをもらっていて、こっちは手を出していなかったので」とサバサバとした表情を見せた。吉田の戦い方については「想定していた以上。あまりにも頭が低くて当てづらかった。カウンターを狙っていたけど来なかった」と話しながらも、日本タイトルマッチについては「負けた悔しさよりボクシングの楽しさを凄く感じた」とコメント。今後については「凄くいい経験ができたのでもう1回やりたい。リベンジもしたいし、目標ができると頑張れるので」と現役続行を宣言した。