石田、終盤失速判定負け 邦人初の欧州で世界王座奪取ならず
2017年10月30日 05:30
格闘技
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決戦のために110ラウンドのスパーリングをこなして乗り込んだ。陣営はスピードと長いリーチを生かしながら後半勝負をもくろみ、作戦通りに途中までは互角に近い戦い。7回には右ストレートがクリーンヒット。約8万人の大観衆の前で見せ場もつくった。しかし、クリンチやホールドを多用する相手の巧みな試合運びに終盤は手数が減り決定打も欠いた。
「こんなところでは終われない。絶対に世界をもう一度目指す」
同門のWBA世界フライ級王者、井岡一翔を慕う石田。まだ25歳。同じステージに並ぶ時間はある。井岡一法会長も「この経験を次に生かしてほしい」と再起戦を約束した。