有川 TKO勝ちで王座統一と2度目の防衛に成功「よかった どこもケガなく終われたので」
2017年11月07日 22:23
格闘技
リベンジに成功した有川は「よかったです。どこもケガなく終われたので」と話し、5回のストップの場面を「自分の中で一番の出血量だった。中断してドクターチェックしてもらうように仕向けた」と説明した。ケガでブランクの間も坂本戦を目指し練習でパワーアップしてきており、川島郭志会長も「自分の選手だけどミットを持っていて怖かった。相手が死んじゃうんじゃないかと。進化が速いし、今日は凄かった」と称えた。
次戦は来春のチャンピオンカーニバルで日本ランキング1位の矢田良太(グリーンツダ)と対戦予定。川島会長は「もう一戦やって、ちょっと上を狙っていきたい。世界ランカークラスとやっていければ」と展望を口にした。かつて5度骨折した右拳も問題なく、有川は「最近は拳に自信がある」とニヤリ。鉄骨を拳でコツコツ打つ地道なトレーニングの成果で「鉄骨が軟らかくなったと思う。強く殴れる」と“成長”を誇った。