八重樫東 児童養護施設を訪問「将来の夢はいくつ持っていてもいい」
2017年11月14日 18:29
格闘技
これまで小学校などで講演する機会はあったものの、児童施設訪問は初めてという八重樫は「みんな明るくて元気で、子供らしい子供。楽しかった」と笑顔。「自分には可能性があると思ってほしい。環境が全てじゃない。場所にとらわれず、自分のやりたいことをやって、大人になって、それでも良かったと思える人間になってほしい」とエールを送った。「子供の町」の根岸昇施設長も「子どもたちに“本物”に触れてほしかった。子供の可能性がどこかでヒットするかもしれない」と八重樫が訪問した意義を説明した。
5月にIBF世界ライトフライ級王座から陥落した八重樫は日本男子初の4階級制覇を目指し、スーパーフライ級に階級を上げて現役続行の意思を表明。再起戦は未定だが「スーパーフライ級は難しいと思った。フィジカル的なものでなく、自分の体格から考えてボクシングのやり方を変えなくちゃいけない。今までのような根性だけでは、しのげなくなっている」とスタイル変更の必要性を改めて口にした。