【WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦 ○王者ワシル・ロマチェンコ TKO6回終了 WBA世界Sバンタム級王者ギジェルモ・リゴンドー● ( 2017年12月9日 米ニューヨーク・マジソンスクエアガーデン )】
史上初の五輪2大会連続金メダリスト同士の王者対決は、ワシル・ロマチェンコ(29=ウクライナ)の圧勝だった。
自在の足さばきから速射砲のようなパンチを当て、6回終了後にギジェルモ・リゴンドー(37=キューバ)が左拳を痛めたとして棄権。相手が2階級上げての挑戦だったため「たいした勝利じゃない」と余裕だった。最近は痛めつけられた相手が棄権する試合が続出。名王者デュランが「ノー・マス(もうたくさん)」と棄権した逸話にちなみ、「ノーマスチェンコに改名しようか」とジョークも飛び出した。