田口、3団体統一の野望 年末にWBC王者拳四朗との一戦視野

2018年01月03日 05:30

格闘技

田口、3団体統一の野望 年末にWBC王者拳四朗との一戦視野
そろって記者会見に出席した田口(左)と京口 Photo By スポニチ
 ボクシングのWBA&IBF統一世界ライトフライ級王者となった田口良一(31=ワタナベ)が、国内初の3団体統一戦に臨む可能性が浮上した。12月31日にミラン・メリンド(29=フィリピン)に判定勝ちし、IBF王座を獲得。1日に都内で開かれた一夜明け会見で、試合を中継したTBS関係者から「3団体統一王者になりたくないか?」と問われ「それができたらいいけど、次をクリアして考えたい」と話した。
 次戦は6月頃、IBFの指名挑戦者ヘッキー・バドラー(29=南アフリカ)とWBA王座も懸けた防衛戦を予定。その後は「2本のベルトを防衛していくのは難しい」とIBF王座を返上し、16年大みそかに引き分けたWBAの指名挑戦者1位カルロス・カニサレス(24=ベネズエラ)との再戦に前向きだ。だが、「評価が上がる試合をどんどんやっていきたい」と言う田口がビッグマッチを断る理由はない。実現するとしたら今年末にWBC王者・拳四朗(25=BMB)戦が有力で、渡辺均会長も「次勝ったらいろいろ考えたい」と話した。

 WBAは1日に最新ランキングを発表。田口を12月のMVPに選び、ライトフライ級の正規王者から「統一王者」に昇格させた。スーパー王者に相当するWBAの統一王者は日本人初。田口は「内容も求めて勝ち続けたい」と新年の抱負を述べた。

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