岩佐の初防衛戦の相手・サウロン来日 11人家族を支える決意も見せる

2018年02月24日 15:53

格闘技

岩佐の初防衛戦の相手・サウロン来日 11人家族を支える決意も見せる
笑顔で報道陣の質問に答えるサウロン Photo By スポニチ
 ボクシングのIBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦(3月1日、東京・両国国技館)で王者・岩佐亮佑(28=セレス)の初防衛戦の相手となる同級13位のエルネスト・サウロン(28=フィリピン)が24日、羽田空港着のフィリピン航空機でマニラから来日した。平昌冬季五輪から帰国する日本選手取材のため空港に集結した報道陣の前を通って取材に応じたが、蚊の鳴くような小さな声。スタッフは「日常はシャイだが、リングではガラッと変わる」とフォローした。
 来日が試合5日前と通常より遅いが「フィリピンで十分に練習してきたので問題ない。体重も心配ない。あと1・24ポンド(0・5キロ)だ」と説明。日本の寒さ対策として、エアコンで気温を下げた部屋で練習を積んできたという。岩佐については「非常に強い選手。自分にとってもタフな相手なので全力で戦いたい」とコメント。プロ25戦目での世界初挑戦へ「ワクワクしている。少し緊張しているけど、いい準備はできている。自分はファイターで、どんな状況でも戦える。日本のファンにも喜んでもらえるような試合がしたいし、その自信もある」と抱負を述べた。ジョベン・ヒメネス・トレーナーは「岩佐の左ストレートを警戒している。動きもいいので、いつもより動くことを意識したい」と語った。

 ボクシングを始めたのは13歳で、20歳でプロデビュー。15年にWBCインターナショナル・バンタム級王座を獲得した経験がある。9人きょうだいの3番目で、ボクサーは自分だけ。「ファイトマネーは両親にあげたい」と11人家族を支える決意を示した。

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