WBSS第2シーズン バンタム級で開催 尚弥、次戦勝てばシード有力

2018年05月10日 00:59

格闘技

WBSS第2シーズン バンタム級で開催 尚弥、次戦勝てばシード有力
井上尚弥 Photo By スポニチ
 ボクシングの賞金争奪最強決定トーナメント「ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)」の第2シーズンでバンタム級が行われることが9日、英ロンドンで発表された。5日にIBF王座を獲得したエマヌエル・ロドリゲス(25=プエルトリコ)、WBAスーパー王者ライアン・バーネット(25=英国)、WBO王者ゾラニ・テテ(30=南アフリカ)の3人が出場に合意したことも決まった。
 賞金総額5000万ドル(約54億5000万円)が売りのWBSSは昨秋にスーパーミドル級とクルーザー級の2階級で第1シーズンをスタート。各階級に8選手が出場し、優勝賞金1000万ドル(約10億9000万円)と「ムハマド・アリ・トロフィー」を懸けて熱戦が繰り広げられた。第2シーズンは3階級での実施が予定され、うち2階級はバンタム級とスーパーライト級であることが明らかになっている。ロドリゲスによると、バンタム級も8選手で争われ、シードされた自身は1回戦で各団体の世界ランク10位以内の選手と対戦。準決勝では勝ち上がってきた他団体王者と統一戦を行い、勝者が決勝へ進むという。ロドリゲス、バーネット、テテに加え、残り1人のシード選手は25日に東京・大田区総合体育館で行われるWBA同級正規王者ジェイミー・マクドネル(32=英国)―同級2位・井上尚弥(25=大橋)の勝者が有力とみられている。

 バーネットは「最強の相手と統一戦をやりたかった。WBSSは夢をかなえてくれる」と開催を歓迎するコメント。会見に出席したロドリゲスは「参戦できて凄くうれしい。他の王者と対戦できてベルトを統一できるチャンス」、テテも「光栄で凄く楽しみ。階級最強を証明できる機会を待ち望んでいた」と話した。

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