高山勝成 山根明会長を巡る一連の疑惑について言及「事実ならショック」

2018年08月06日 17:18

格闘技

高山勝成 山根明会長を巡る一連の疑惑について言及「事実ならショック」
弁護団、トレーナーとともに、スポーツ仲裁機構への申し立てを報告した高山勝成(前列右から3人目) Photo By スポニチ
 20年東京五輪出場を目指すボクシングの元世界主要4団体王者の高山勝成(名古屋産大)が6日、日本ボクシング連盟の山根明会長を巡る一連の疑惑について言及。「事実ならショック」と硬い表情を見せた。
 この日、日本スポーツ仲裁機構に対し、日本ボクシング連盟を相手としてスポーツ仲裁の申し立てを行い、大阪市内で高山と代理人弁護士が会見。その場で山根会長に関する報道についての質問にも答えた。また、自身の現状については「いつでもリングで戦えるように準備している」と力を込めた。

 国際ボクシング協会は16年リオ五輪でプロ出場を解禁。日本ボクシング連盟は従来通りプロ経験者の五輪出場や、アマ大会出場を認めていない。高山側はアマ登録が認められないことなどを不服とし、5月に同仲裁機構に対し調停を申し立てたが、同連盟は応じていなかった。

 そのため、当事者同士で話し合って着地点を探る「調停」をあきらめ、法曹関係者を含む第三者が当事者間の紛争について一定の判断を示す「仲裁」の申し立てに踏み切った。

 同代理人は、「(連盟が)応じてくれると信じている」と、見通した。

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