大竹秀典が帰国 1回TKO負け「もう少し離れてやれていたら」

2018年08月27日 16:13

格闘技

大竹秀典が帰国 1回TKO負け「もう少し離れてやれていたら」
米国から帰国した大竹秀典(右)。左から飯田トレーナー、金子会長、川人トレーナー Photo By スポニチ
 25日(日本時間26日)に米アリゾナ州グレンデールで行われたボクシングのWBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチで王者アイザック・ドグボー(23=ガーナ)に挑戦し、1回TKO負けした同級6位の大竹秀典(37=金子)が27日、羽田空港着の航空機で帰国した。
 2度目の世界挑戦はプロ37戦目で初のKO負け。ただ、顔にはほぼ傷はなく、ダメージはほどんど残っていない状態。試合は映像でも確認したそうで、「ドグボーと対峙して分かったことは、これまでで一番強い相手だったということ。相手の得意な距離で勝負してしまった。自分にとっても得意な距離だったけど、もう少し離れてやれていたら」と振り返った。

 誤算だったのは、ドグボーの左アッパー。飯田勇司トレーナーは「ガードの意識を真ん中に集めたところに左フックを打ち込まれた」と最初のダウンシーンを解説。金子健太朗会長は「速いパンチを強振できる。強いチャンピオンだった」と王者を称えた。

 今後の去就について金子会長は大竹の意思を尊重するスタンスながら「3度目の正直があってもいい。今回の負けを無にしたくないし、これをラストにするのはもったいない」と、再起へ前向き。大竹は「一生ボクシングを続けられるわけではない。その区切りをどこでつけるのか?自分自身、陣営、会社と相談して決めたい」と明言を避けた。

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