成松、ゴタゴタ吹き飛ばす圧勝劇 助成金問題発覚後初の公式戦

2018年08月28日 05:30

格闘技

成松、ゴタゴタ吹き飛ばす圧勝劇 助成金問題発覚後初の公式戦
<アジア大会ボクシング>ライトウエルター級2回戦、パンチをヒットさせる成松大介(左)(撮影・小海途良幹) Photo By スポニチ
 【ジャカルタ・アジア大会第10日 ( 2018年8月27日 )】 日本連盟から日本スポーツ振興センター(JSC)の助成金の不正流用を指示された、ボクシング男子ライトウエルター級の成松大介(28=自衛隊)が問題発覚後初の公式試合となる2回戦に登場。インドネシア選手に5―0で快勝し、「目標の金メダル獲得に向けて練習するだけだった。周りがどう言おうが関係ない」と周囲のゴタゴタを拳で一掃した。
 唯一の不安は完全アウェーの雰囲気にジャッジが左右されないかだけだったが、「(対戦相手の)前の試合を見ることができた。僕の方がすべての方が上だなと感じた」と“インドネシア判定”すら許さない圧勝劇だった。結団式では終始無言を貫いたが、試合後には「結果を出してボクシング界に良い知らせを届けることができたらいい」と意気込んだ。同階級の準々決勝は29日に行われる。

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