伊藤雅雪が本格練習を再開 米国で王座を奪取に帰国後多忙も「そろそろ気持ちを切り替えて」
2018年09月06日 18:40
格闘技
「9月中は1度も家で夕食を食べられなかった」というほど多忙。それでもロードワークは継続しており、体重は67キロ台をキープ。来週も福岡、仙台での講演&祝勝会が予定されているものの、ビジョントレーニングも再開する予定で「いつものローテーションで回り始めると思う」と話した。
次戦は未定だが、指名試合となる可能性が高く、伊藤自身は12月を想定。「1度は日本で防衛戦をやりたい。ただ、アメリカだから組めるカードもある。それ(指名試合)をクリアしたら海外で活躍したい」と明言。「あと1、2年のうちのロマチェンコとやりたい」と、世界最速の3階級制覇王者ワシル・ロマチェンコ(30=ウクライナ)とのビッグマッチを熱望した。
当面は体の使い方やパワーの伝え方に重点を置いて練習。正式に試合が決まれば、そこから逆算して10週間でスパーリングなどの実戦練習を行う。「防衛回数とかは考えていない。怖さのある相手とやりたい」。伊藤がさらなる高みを目指して走り始めた。