高校5冠の重岡銀次朗 堂々プロデビュー3回TKO勝ち「絶対に世界王者になる」
2018年09月25日 21:32
格闘技
小4で空手からボクシングに転向し、ジュニアのU15大会で小5から中3まで5連覇。アマでは熊本・開新高1年時に県大会で兄・優大(現拓大)との試合が決まり、開始直後にセコンドがタオルを投入した“棄権”の1敗(56勝17RSC)だけで、プロへの道を選んだ。後楽園はU15大会で慣れていたが、「お客さんがいっぱいで楽しかった。予想以上の応援の声が聞こえて、メッチャ力になりました」と感謝した。
自分のパンチには手応えがあったというが、8オンスグローブでのプロの試合は「感触がヤバすぎる。ガードの上からでもパンチを受けて、まともにもらったらヤバいと改めて集中させられた」と防御の重要性を感じたという。「ここは勝って当たり前。勝って喜んでいる場合じゃない」と話し、「世界戦では12ラウンド戦わないといけないし、もっとスタミナをつけて経験を積んで、慣れていきたい」と表情を引き締めた。