勅使河原 5回KOで新王者!東洋太平洋Sバンタム級、「体が自由自在に動いた」
2018年10月11日 21:58
格闘技
スーパーバンタム級に上げて減量中に筋肉を落とす必要がなくなったという勅使河原は「スパーリングどおり、体が自由自在に動いた。一番合ってる階級。この階級で世界チャンピオンになります」と宣言した。元3階級制覇王者・長谷川穂積氏のジムへ出向いて教わった体幹トレーニングで体のバランスを修正したほか、9月末から10月中旬までは単身、フィリピン合宿を実施。スパーリングや山道ダッシュで心身を鍛えた以外にも、ボロボロのリングや用具でもたくましく練習する現地選手たちを目の当たりにして「日本は本当に環境に恵まれていると考えさせられた。人としても成長できた」という。ガードの上からでも叩いたのは、元世界スーパーウエルター級王者・輪島功一会長のアドバイスどおり。少年院にいた頃、輪島会長の伝記を読んでボクシングを志した28歳は「僕の中には昭和の、輪島功一の魂が宿っている。僕が現代の輪島功一になります」と胸を張った。