大仁田厚 両膝の人工関節手術成功 リング復帰のメド立たず、米自主興行延期か

2019年02月25日 16:24

格闘技

大仁田厚 両膝の人工関節手術成功 リング復帰のメド立たず、米自主興行延期か
両膝を手術し、車いすに乗る大仁田厚 Photo By スポニチ
 元参院議員で現ボランティアレスラーの“邪道”大仁田厚(61)が変形性膝関節症のため、22日に両人工膝関節置換術を受けた。手術は成功したが、リング復帰のメドが立っていないことが25日、分かった。
 1983年の左膝蓋骨粉砕骨折を発端に右膝にも負担がかかり、両膝が限界に達していた大仁田は、断腸の思いで両膝を人工関節に置換する手術を受けた。所要時間は約3時間で無事成功。3日から立ち上がったり、杖を使って歩くなどのリハビリに励んでいる。執刀医からは、はれが引いて普通に歩行できるまで4カ月程度かかると告げられているが、全治約4カ月はあくまでも日常生活に戻れるまでの期間。そこからリングに上がるための本格的なリハビリやトレーニングを行うとなると、現時点で復帰時期は全く見えてこない。

 大仁田にとって今年はデビュー45周年イヤー。米国を始め海外からオファーが殺到しており、今夏には米国内での自主興行開催も計画していたが、いずれも延期せざるを得ない状況だ。

 大仁田は「ついに金属ばかりの体になりました。右腕にはチタンプレート、両膝には人工関節。まあ、こんな人生もありでしょう。ヒザの痛みに悩んでいる人、人工関節手術を受けようか迷っている人の参考になれば幸いです」とコメントした。

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