八重樫“世界前哨戦”で2回TKO勝ち 4階級制覇「必ずやりたいと思う」
2019年04月08日 21:28
格闘技
36歳。ボクサーとして残された時間は決して長くはなく、「常に危機感は持っている」という。また、4階級目となるスーパーフライ級に関して「骨格的にアジャストしていない。無理はある」とも認めている。だからこそジムワークはもちろん、ジム外でも複数のフィジカルトレーニングを掛け持ちするなどストイックに肉体を鍛え続けてきた。
4階級制覇については「目標として掲げている以上、必ずやりたいと思う」と宣言。井岡一翔(30=Reason大貴)が6月にWBO世界スーパーフライ級王座決定戦を行うことが濃厚で、先に4階級制覇を実現される可能性もあるが、「僕は記録の人間ではない。良く言えば記憶の人間。一番最初より、誰とやるか。そういう相手なら自分自身も燃える気持ちになれると思う」と話した。
今回はなかなか試合が決まらず、今後のマッチメークも簡単ではないが、「大橋会長が最後の花道を盛大に用意してくれると思う。僕はそれを信じて一日一日をしっかり過ごすだけ。今を生きたいと思います」と締めくくった。