山根明氏“裸一貫”で新団体「WYBC」設立!29日にヘビー級王座戦

2019年09月03日 19:11

格闘技

山根明氏“裸一貫”で新団体「WYBC」設立!29日にヘビー級王座戦
日本ボクシング連盟前会長の山根明氏(右)が立ち上げたタイトル「世界WYBCヘビー級タイトル」を争う高橋知哉 Photo By スポニチ
 日本ボクシング連盟前会長の山根明氏(79)が3日、大阪市内で会見し、自身の名前を組み込んだ世界王座認定団体「WYBC(ワールド・ヤマネ・ボクシング・チャンピオンシップ)」を立ち上げ、9月29日に京都・KBSホールでヘビー級王座戦を開くと発表した。
 会見で山根氏は「フリーのプロボクサーが日本で闘える環境をつくるため」と意図を説明した。事務所は京都市北区にある、ダニエル・ハット(ブラジル)と初代王座を争う高橋知哉(31)の練習先2階に置く。「電話とイス1つあればいい。私自身、お金はありませんから。徐々にみなさんの応援でオフィスとか持っていこうと思ってます」。“おもてなしリスト”が注目された連盟会長時代の権勢ぶりとは真逆の裸一貫で再出発する。

 自身の携帯電話の呼び出し音「ゴッドファーザー愛のテーマ」がかかる会見場。「いろんなシナリオで山根明をつぶしにかかったな」「何か不正があって辞任はしてません」。12項目の不正を摘発する告発状をきっかけに辞任した、昨夏の憤りも会見で繰り返した。

 プロボクシングの国内統括団体日本ボクシングコミッション(JBC)や世界主要4団体などとは一線を画して活動するという。「どこからものを言ってきても私には関係ない」と熱弁を振るった。

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