大みそかに行われるボクシングのトリプル世界戦(大田区総合体育館)のフェースオフ・イベントが25日、羽田空港国際線ターミナルの「江戸舞台」で行われ、出場6選手中5選手が顔をそろえた。
WBO世界フライ級王者・田中恒成(24=畑中)はこの日名古屋から上京し、イベント後に名古屋に戻る強行軍で参加。同級10位ウラン・トロハツ(26=中国)と実に40秒もにらみ合った。初対面した挑戦者の印象を「落ち着いているので、いい試合になるんじゃないかと思いました」と語り、「気持ちを全面に出して、つまらない試合は間違いなくしないので、ぜひ試合を見に来てほしい」とアピールした。
トロハツは「日本で田中選手と戦えることは光栄に思っている。田中選手が素晴らしい選手であることは前から聞いているが、私も自信はあるし、勝ちたいと思っている」と意気込み語った。