村田諒太「新たな収益システムが必要」 アスリート新支援サービス「Unlim」会見で訴え
2020年02月05日 13:59
格闘技
村田は元プロ野球千葉ロッテの里崎智也さんとともに協賛アスリートとして出席。「才能を無駄にしている選手が多い。プロといってもボクシングがアルバイトで、主たる収入源は別の仕事になっている」とボクシング界の現状を説明。村田自身は金メダリストのため、プロ入り後、すぐにスポンサーも付いたが、アマチュア時代は練習のために真冬でも原動機付き自転車で移動した経験があり、「決して裕福ではなく、日本代表になっても使えるお金も限られていた」と振り返り、「そういった状況を打破するためには新たな収益システムが必要だと思った。せめて日本王者になったら他の仕事はしなくていいようにならないと」と訴えた。
「Unlim」は今月19日からサービスを開始。5日からアスリートの事前登録がスタートする。登録予定のアスリート・チームにはスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅、ラグビーの畠山健介、女子レスリングの中村未優、ボクシングの寺地拳四朗ら個人や、サッカーのFC東京、バスケットボールの千葉ジェッツふなばし、野球の栃木ゴールデンブレーブスなどのチームが名を連ねている。