田中教仁がタイで世界初挑戦「ネガティブな歴史に終止符打つ」
2020年02月21日 15:07
格闘技
タイで日本人選手が戦ったJBC公認の世界戦は24敗1分けと過去に勝利がない。しかも、ノックアウトは20戦20勝(7KO)、11度防衛中の無敗の王者。三迫会長によると、2月に入ってWBAからスーパー王者に認定された強豪だ。田中は「強いのはもちろんだけど、バケモノというイメージではない。かみ合うと思う。自分のパンチをしっかり効かせてぶっ倒したい」と王座奪取に自信を示した。
田中にとって初の海外、しかも敵地で会場は市庁舎前の野外特設リング。暑さも含め様々な対応も求められるが、田中は「見えないものに怯えてもしかたない。どんなものも受けてやろうという気持ち」と意に介さず。「バッティング、肘打ち、ローブロー…何でも来ると思って、スパーリングパートナーには、そのつもりでやってくれと注文している。上等っす」と言い放った。
16歳でボクシングを始め、2005年に20歳でプロデビュー。11年11月から5年以上もボクシングを離れた時期もあった。現在は2人の娘の父親でもあり「家族のためにも勝ってカッコいいオヤジになりたい」と誓う。時差、暑さ対策のため、26日には現地入りするという。