アマ8冠中垣&松本Jr. 異例の“出張プロテスト”でB級ライセンス取得
2020年03月04日 17:28
格闘技
中垣と松本は高校時代からのライバルで、ともに東農大を中退してのプロ転向。筆記試験の後、直接対決のスパーリングを3ラウンド、シャドーボクシングを1ラウンド披露し、即日合格を勝ち取った。中垣は「独得の雰囲気で緊張した。いつものスパーとは違う緊張でした。ここがスタートライン。憧れていたステージに立てると思うと感慨深いものがあります」と合格を喜び、異例の出張プロテストについては「いつか区切りがついた時に“ジムで2人でやったよね”とか振り返ることができたらいいと思います」と語った。
一方、松本は幼少期から通い慣れたジムでの受験に「あまり実感がない。普通に練習しただけみたい」と振り返り、「でも自分の中でしっかり区切りにできるように、自覚させたいと思う」と自分に言い聞かせた。
大橋秀行会長は「プロとしては、まだまだかもしれないけど、キャリアを積んで力強くなれば、2人ともルックスもいいし、スター性十分。階級は違うけど、ジムの中でもライバルは必要。競い合ってくれれば」と期待。プロでは中垣がスーパーフライ級、松本はスーパーバンタム級を主戦場とし、5月28日にデビューを予定している。