岡沢セオン、自力で決めた!ボクシング男子日本勢で五輪内定第1号
2020年03月12日 05:30
格闘技
父がガーナ人、母が日本人。街を歩けば八村やサニブラウンに間違われることも多く、「刺激になるし、自分も同じレベルまで行きたい」と話す。持ち味のスピードと「ビビりで調子こき」の性格もあって防御重視のアウトボクシングを磨いてきたが、今予選では苦手な打ち合いにも積極的に挑んだ。「アマチュアはプロより凄い」が持論で、東京五輪はそれを証明する舞台。「全力で金メダルを目指す。自分の国での五輪。堂々と戦いたい」と意気込んだ。
◆岡沢 セオン(おかざわ・せおん)1995年(平7)12月21日生まれ、山形市出身の24歳。日大山形高―中大―鹿児島県体協。中学まではレスリングで、高校入学後に「1学年上の怖い番長に、やるだろ?と言われて」ボクシングを始める。19年アジア選手権ウエルター級2位、世界選手権ベスト8。1メートル79の左ボクサータイプ。憧れは五輪2大会連続銅メダルのラザロ・アルバレス(キューバ)。趣味はカレー作り。