田中恒成の兄・亮明ら3選手が五輪切符 「本番ではもっと攻撃的なボクシングを」
2020年03月20日 18:02
格闘技
同ライト級の成松は2大会連続の出場。アジア・オセアニア予選で出場枠を獲得できず、選考という形での代表決定にも「非常にうれしく思っていますし、光栄です」と喜び、「五輪での目標は金メダル。それが一番の目標。そのために全力を出せるコンディション、絶対に勝つという気持ちをつくりたい」と静かに闘志を燃やした。
男子ミドル級では12年ロンドン五輪金メダルの村田諒太以来の出場となる森脇は「自力で枠を獲れなかった悔しさあるが、選んで頂いたからには結果で恩返ししたい」と意気込んだ。
全世界に新型コロナウイルス感染が拡大しており、ロンドンで14日から開催されていた欧州予選は16日で打ち切り、今月下旬からの米大陸予選(ブエノスアイレス)と5月の世界最終予選(パリ)は中止。予定通りに東京五輪が開催されるかも不透明な状況に、田中は「今はこんな状況なので何も言えないけど、自分は予定通り開催してほしい」、成松は「全世界でコロナが一刻も早く終息してくれることを願うばかり」、森脇は「選手として応援してれる人のために頑張るだけ」と話した。