ボクシング、7月以降の興行再開へ条件を協議 ジムからは悲痛な叫び…JPBA「限界に達している」
2020年05月01日 18:15
格闘技
日本王者が指名挑戦者と対戦するチャンピオンカーニバル(CC)に関しては、今年のカードをそのまま来年のCCにスライドさせる方針を決定。両者が合意すれば、年内の対戦も可能だが、勝者には来年のCCで指名挑戦を受けることが義務付けられる。また、どちらか一方がCC以外の試合をはさむことも認められるが、そこで敗れた場合にはCCへの参加資格が消滅することになる。
緊急事態宣言を受け、多くのジムが休業を余儀なくされており、新田事務局長は、ジム会長から“悲痛な叫び”が届いていることも明かした。収入がほぼゼロになる一方で家賃や人件費などの支出が経営を圧迫しているためで、JPBAとしても「限界に達している」と認識。7日に開催される臨時理事会の承認を得て、協会として政府や自治体へ「補償の部分の充実を求めていきたい」とした。