村田諒太が高校生ボクサーにエール「未来を創っていくことを考えて」
2020年05月26日 19:30
格闘技
自身も次戦の見通しが立っておらず、所属する帝拳ジムも休館中。「自分でコントロールできないことなので、自分のできることだけをやっている感じ。走るとか、人に会わないでできるトレーニングをしている」状況だが、高校生たちとの交流で刺激を受けた。
「こんなこと(コロナ禍)があったけど、オレはちゃんと乗り越えた、ということを自分のヒストリーの一つにしたい。そうしなきゃいけないと改めて考えました。僕が教えているようで、実は同じように先が見えない状況で若い子たちと話している中で僕自身が教えられている感じ」
政府による緊急事態宣言が全国的に解除され、ボクシング界も興行再開へ向けて動き出している。村田は「解除されたからといって、すぐに普通に動いちゃ良くないと思う。世の中の流れ合わせて臨機応変に動いていくしかない」と慎重な姿勢を示す一方で「34歳という年齢なので後悔はしたくない。練習ができなくて動けませんでした、試合に負けましたじゃあ、コロナに負けたことになる。そうはなりたくない」と強い決意を口にした。