中川健太は抗体検査で陰性 2度目の初防衛戦へ「4年前の自分を越える」
2020年07月01日 20:33
格闘技
16年10月に王座を獲得。だが、17年3月の初防衛戦で、都立港工業高校(現在は都立六郷工科高校)時代に一緒にボクシング部を創設した親友の船井龍一(ワタナベ=引退)に敗れ、王座から陥落した。三迫ジム移籍時に立てた目標は「ベルトを取り戻すことと防衛」だった。昨年12月に王座返り咲きを果たし、今回が2度目の初防衛戦。「4年前の自分を越えたことを証明したい。防衛してこそ本当のチャンピオンと証明できる」と気合を入れた。
対戦相手のユータ松尾とはスパーリングをした経験があり、「打ち込まれた印象が残っていた」という。コロナ禍で試合は2度延期となったが、中川は「自分にとっては間違いなくプラスになった」と断言。「負けパターンから逆算して今は光明が見えている。勝てるイメージはつかめた」と自信をのぞかせた。この日で長いラウンドのスパーリングは終了、今後は疲れを抜きながら本格的に減量を進めていく。