プロボクシングの元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(25=Ambition)が10日、オンラインで会見し、10月26日に東京・後楽園ホールで日本バンタム級13位の堤聖也(24=角海老宝石)とバンタム級ノンタイトル10回戦で対戦すると発表した。
日本人との対戦は5年11カ月ぶり。堤にはアマチュア時代に2戦2敗という比嘉は「移籍初戦なので、しっかり倒して勝ちたい。手数とスタミナがある印象。この何年かで自分も変わったので試合が楽しみ」と話した。3月に白井・具志堅ジムを離れ、野木丈司トレーナーとのコンビを復活させた。同トレーナーは比嘉の現状について「2月とは別人」と断言。「来年中の世界戦を明確な目標としたい」と、王座返り咲きへのプランを描いた。