井上拓真、1年2カ月ぶり再起戦で東洋太平洋王者に挑戦 前日計量クリア「早く試合がしたい」
2021年01月13日 17:01
格闘技
![井上拓真、1年2カ月ぶり再起戦で東洋太平洋王者に挑戦 前日計量クリア「早く試合がしたい」](/battle/news/2021/01/13/jpeg/20210113s00021000341000p_view.jpg)
対戦相手の栗原は15勝(13KO)5敗とKO率の高い選手。井上拓は「パンチはありそうなので、その一発だけを気をつけて戦っていきたい」と警戒しつつ、「いつも通り、打たせないで打つを徹底して流れの中で決めたい」と勝利を誓った。
コロナ禍で海外からスパーリング・パートナーを呼ぶことはできなかったが、同門の選手と約80ラウンドのスパーを消化。兄でWBA&IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥や前WBO世界フライ級王者・田中恒成(畑中)とのスパーもあり、調整には自信を持っている。
「また世界に向かうための通過点」と位置づける一戦。栗原対策というより自分のレベルアップを心がけて練習してきた。「フィジカルも技術もディフェンスも全体的にレベルアップできたと思うので、その成長を見てほしい」と話す。勝利はもちろん内容も求められることは理解している。「自分のボクシングを貫き通すというか、序盤から自分が主導権を握ってやりたい」と意気込みを語った。