丸田陽七太“クレしん”パワーで王座奪取だ!2度目のタイトル挑戦「獲りたい気持ちは強い」

2021年02月10日 17:24

格闘技

丸田陽七太“クレしん”パワーで王座奪取だ!2度目のタイトル挑戦「獲りたい気持ちは強い」
<日本フェザー級タイトルマッチ>前日計量をクリアした挑戦者の丸田陽七太(三迫ジム提供) Photo By 提供写真
 プロボクシング日本フェザー級タイトルマッチ10回戦(11日、後楽園ホール)の前日計量は10日、東京・大田区の牧田総合病院で行われ、挑戦者で同級1位の丸田陽七太(23=森岡)はリミット(57.1キロ)を200グラム下回る56.9キロでパスした。王者・佐川遼(26=三迫)は56.8キロだった。
 当初は昨年4月に対戦予定がコロナ禍で2度の延期。8月に対戦することもできたが、丸田は「自分の調整もあるし、延期が続く中、応援に来てくれる方に『また、お願いします』というのが心苦しかった」と敢えて翌年の対戦を選択した。

 「この1年で体も大きくなったし、強くなった。体だけじゃなく、気持ちも成長できたし、技術もレベルアップした。試合はできなかったけど、意味のある1年だったと思う」

 緊急事態宣言が発出された際にはジムも閉鎖されたが、走り込みや打ち込みなど基礎的な練習を黙々と積み上げた。11月に本格的なスパーリングを再開。その最初のスパーで自身の成長を実感したという。

 今回は17年10月に東洋太平洋スーパーバンタム級王者・大竹秀典(金子)に挑戦して以来、2度目のタイトル挑戦。「世界に行くために必ず獲らなくていけないもの。獲りたい気持ちは強い」と意気込んだ。

 宿泊先のホテルには「幼稚園のころから大好き」というアニメ「クレヨンしんちゃん」のグッズを持ち込み、リラックス。「いい準備ができて自分でもワクワクしているし、全力で楽しもうと思っている。その楽しんでいる姿、そして勝つ姿を見てほしい」と話した。

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