女子ボクシング 王者・花形、引退試合へ仕上がり「過去最高」

2021年03月18日 05:30

格闘技

女子ボクシング 王者・花形、引退試合へ仕上がり「過去最高」
<IBF女子世界アトム級タイトルマッチ>前日計量をクリアした王者・花形冴美(右)と挑戦者の松田恵里(花形ジム提供) Photo By 提供写真
 【IBF女子世界アトム級タイトルマッチ   王者 花形冴美 《10回戦》 同級7位 松田恵里 ( 2021年3月18日    後楽園ホール )】 前日計量が都内で行われ、王者・花形は挑戦者・松田とともに一発でパスした。
 この試合を最後に引退することを表明している花形は「コンディションは過去最高。楽しんでやろうという気持ちです」と意気込む。19年11月にJBC審判員の岡庭健さんと結婚。当時から「現役は長くてもあと2年」と決めていた。その理由を「子供が欲しいから。なるべく早く出産したいと思った」と説明。セカンドキャリアとして小学教員を目指し、昨秋から通信制大学で学んでいるという。人生の区切りとなる一戦へ、花形は「自分を出し切りたい」と力を込めた。

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