“逆輸入ボクサー”坂井祥紀、国内3戦目で日本タイトル挑戦「相手の嫌がることを…」
2021年04月07日 18:39
格闘技
「自分が想定していたより早い。試合もトントン拍子に組んでもらえて、ありがたい。小原選手はウエルター級で1番強い選手だと思うので(試合が)出来ると聞いた時はうれしかったですね」
メキシコでは急に試合が決まったり、逆に直前で中止や延期、契約体重の変更などドタバタが日常茶飯事。もちろん、対戦相手を研究する余裕もない。そういう経験から培った“対応力”が坂井の武器。「試合がなくてもスパーリングとかは普通にやっているので、試合が決まって気合が入るぐらいですかね」とコロナ禍の中での調整にも難しさを感じてはいない。
世界挑戦の経験もある王者・小原との一戦は、再び海外進出する足掛かりとなる重要な試合。坂井は「とにかく相手の嫌がることを続けて、そこから“ほころび”を見つけたい」と意気込みを語った。