緊急事態宣言延長も…後楽園ホールでのボクシング興行は有観客開催に

2021年05月11日 15:35

格闘技

 日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会(JPBA)は11日、新型コロナウイルス対策連絡協議会をオンラインで開催した。政府は4都府県に発令した緊急事態宣言を31日まで期間延長、実施区域に愛知、福岡を加え6都府県としたが、一方でイベント等は原則無観客から5000人を上限に収容定員の50%までと制限が緩和された。それを受け、19~21日と28日に東京・後楽園ホールで予定される4興行は有観客開催となることが報告された。なお、22、23日に墨田区総合体育館で開催予定だった3興行は中止が発表されている。
 19日は竹迫司登(ワールドスポーツ)と国本陸(六島)の日本ミドル級タイトルマッチ、20日は東洋太平ウエルター級王者・豊嶋亮太(帝拳)とWBOアジアパシフィック同級王者・別府優樹(久留米櫛間&別府優樹)の王座統一戦、21日には東洋太平フェザー級王者・清水聡(大橋)とWBOアジアパシフィック同級王者・森武蔵(薬師寺)の王座統一戦などのカードが組まれている。

 また、関西地区では30日にメッセウイング・みえ(三重)、神戸芸術センター(兵庫)で興行が計画されているが、予定通り有観客で開催となる見込み。

 ジム運営に関しては、これまで通り政府や行政の指針に沿って個々のジムが判断していくことになるが、感染予防について改めて啓蒙活用が必要ということで意見が一致。近く小委員会を開き、具体的な周知方法などを検討するとした。

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