米国で日本人女子初勝利!藤岡奈穂子が判定勝ちで3度目防衛

2021年07月10日 09:21

格闘技

米国で日本人女子初勝利!藤岡奈穂子が判定勝ちで3度目防衛
藤岡奈穂子 Photo By スポニチ
 プロボクシングWBA女子世界フライ級タイトルマッチ10回戦は9日(日本時間10日)、米ロサンゼルスのバンク・オブ・カリフォルニア・スタジアムで行われ、王者・藤岡奈穂子(45=竹原慎二&畑山隆則)は同級5位スレム・ウルビナ(31=メキシコ)に2―0で判定勝ちし、3度目の防衛に成功した。
 日本人で初の世界5階級制覇を達成している藤岡は念願だった米国のリングで躍動した。序盤から積極的に前に出てプレッシャーをかけ、ボディーを中心に攻め続けた。打ち終わりを狙われて何度か被弾したものの、ウルビナの攻撃は単発で終わらせ、最後まで主導権を渡さなかった。

 過去に日本人女子ボクサーは09年7月に風神ライカ(竹原慎二&畑山隆則)、12年7月には真道ゴー(クラトキ)に挑戦者として米国で世界戦を行ったが、ともに判定負け。8月に46歳になる藤岡は米国で勝った初めての日本人女子ボクサーとして歴史に名を刻んだ。

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