“看護師ボクサー”津端ありさ「感謝の気持ちを込めて、走りました」 開会式冒頭で“主役”に
2021年07月24日 15:58
格闘技
津端は新型コロナウイルス禍で逼迫する医療現場で対応に追われながら、限られた時間で練習を続け、ボクシング女子ミドル級での出場を目指していた。だが、今年5月に予定されていた世界最終予選はコロナの影響で中止。夢の舞台への挑戦を断たれた。
開会式の冒頭、国立競技場に花火が打ち上がる中、白いウェア姿で登場した津端はプロジェクションマッピングに照らされながらランニングマシンで黙々とトレーニング。コロナ禍で多くのアスリートたちが抱いた不安や葛藤を表現した。その姿はネット上でも話題となり、海外メディアにも紹介された。