「黄金」の輝き見えた 女子ボクシング・入江聖奈の銀メダル以上が確定!ペテシオとの決勝は3日
2021年07月31日 19:30
格闘技
鳥取県米子市出身。母が漫画家の小山ゆうさんの作品が好きで、家にあった漫画「がんばれ元気」を読んで小2でボクシングを始めた。中1の時に20年五輪の東京開催が決定し、五輪での金メダル獲得が目標になった。
初戦に勝利した24日、入江は自身のツイッターで「オリンピック初戦、無事勝てました!応援が力になりました。そして、小学生からの夢にまず一歩踏み出せました」と報告し、当時のノートの写真を投稿。そこには「2020年 20歳で五輪代表に選ばれて金メダルをとる!!」と記されていた。
“パワフル英国戦士”の異名を持つアーティングストールを撃破し、悲願達成まであと1勝。鳥取県勢のメダル獲得は入江で3人目だが、まだ金メダリストはいない。日本女子で初めて五輪のリングに立ち、初勝利、そしてメダル確定1号と歴史に名を刻んだ入江の挑戦はまだ道の途中。「金メダルを取ったら大きい車の上に乗ってパレードしたいです。みんなに手を振りたい」。3日の決勝では、19年世界選手権覇者のネスティー・ペテシオ(フィリピン)と対戦する。